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秘密の花園

第4章 未知

「緋月さ.....んぁ!そこは....」

「お嬢様は“ココ”がお好きなのですね」


何故、指を挿れただけで、こんなに気持ち良くなってしまうのだろうか。


「もっと、啼いて下さって構いませんよ。この部屋は完全に防音ですから」


女が、快感に素直になる為の、
男が、女を最高に悦ばせる為の、

溺れる二人だけの空間。


「.....ん.......アァ。.....やぁん!」


快感が.....。
痺れるように、身体に響いてくる。

たまに緋月さんがする口づけは、確かめるような優しいものだった。

深く。甘く。
とけていくような。

ハマってしまいそうになる。

完全に私は、彼の虜である。

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