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秘密の花園

第2章 快楽

「こちらです」


緋月さんが開けた扉の向こうには、広々とした豪華な部屋があった。


「素敵ですね」

「クスッ、ありがとうございます。ベッドルールはこちらです」


そう言われ、奥の部屋へ進むと、ボンヤリ明るいくらい部屋で、色気が漂うような白いシーツのベッドが置いてあった。


「ありがとうございまっ......ッ!」


気が付けば、緋月さんに押し倒されていた。


「未弥お嬢様、先程の三年生のお言葉をもうお忘れになられたのですか?」

「え.....ッ!」


ゆっくり、緋月さんは、ブレザーのボタンを外し、ブラウスもはだけていた。


「緋月さん!やめて下さいっ!」

「執事からのお誘いは?」



ーー断ってはいけない。


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