テキストサイズ

あなたは特別

第3章 私は特別?




「里穂さん、おはよう」


目を開けると目の前に直也がいる

いつの間にか当たり前になっていた


あれからもう6ヶ月

私たちは世間一般に言うカップルだ




「おはよ、な…おや」眠たい目をこすり

直也の温もりと匂いから抜け出せない



会社では私たちは上司と部下だ

そして2ヶ月ほど前から新入社員が入り
直也はすっかり一人前






ストーリーメニュー

TOPTOPへ