テキストサイズ

あなたは特別

第4章 ほんとにケッコン?




仕事に行くときさすがに指輪を
つけていくわけにはいかない



「里穂さん、俺絶対
 里穂さんのこと世界で一番幸せに
 してやっからな」



玄関を出る前クールな顔が真顔になって
残していった言葉に心臓が突き抜けた気がした



「直也…私あなたに会ってよかった」







すっと息を吸って私もパンプスに
足を通し鍵を掛け会社に向かった


ストーリーメニュー

TOPTOPへ