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不器用なくちびる

第24章 【春菜 19才】

「…はい。ぜひ!」


「あぁ!良かった!
これでもめちゃくちゃ緊張したんだ。
そうだ…もし良ければ今日
全部終わったら…」


「…一緒にお食事行きませんか?
とりあえずあの二人の
お尻叩いてきます。
ほんっとにのんびりしてるんですよ
あの二人…」


私がそう言うと
石塚さんは満面の笑みを返してくれた。
その瞳は笑うとますます優しくて…

甘い恋の予感が私達の間を包んでいた。



✳︎春菜 19才 完✳︎

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