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ひみつのARASHIC☆

第2章 和也 ~保健の先生~

プルルルルルルル…

「あっ…」

電話がかかってきた。

「はい。保健室です。…………はい。……………はい。……はい。わかりました。」

「?」
「不登校の子が来るんだって。ゆいはベッドで寝ててね。」

(ぇ…)

「どうかした?」
「……別に」
拗ねた感じのゆい。

「ふぅーん…それじゃ」
「あ…」
保健室を出て行こうとした先生。

「なに?」
「いや…」
「言わないの?ならいいね…」
(先生の意地悪ぅ)

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