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「ハイ。これでいいわ。
マネージャーにちゃんと来るように伝えておきなさいね。」
「はーい。ありがとうございした。」
そう言って、保健室を出て行った。

「ねー、華穂センセ？」
いつの間にかカーテンを開けて、ベッドに座ってる。
「何？」
「だめだよ、男にあんな顔しちゃ。」
あんな顔？
「え、見てたの？あんな顔ってどんな顔？」
「うーん……」
急に近づいて来る二宮くん。

「っ………」
「そんな顔だよ。」
キス……じゃなくて、寸止め。

「いや、絶対違うね！」
「あー………じゃあ、キスしたくなるような顔。」
どんな顔よ………