ひみつのARASHIC☆
第2章 和也 ~保健の先生~
ゆいがベッドにいった頃、不登校の女の子が二宮先生に小声で聞いた。
「ね、せんせ。あの子誰?よく保健室にくるの?」
「あの子?あぁ、ゆいさんのこと?」
「うん。」
「よく来るよ。どうかしたの?」
「いや、何でもない…」
(聞こえてるよ!先生、早く来て!)
「何であの子の事ゆいさんって呼ぶの?私のことは苗字で呼んでるのに…」
「何ででしょうね?」
(私が特別だからよ!ていうか、何で私の事は苗字で呼んでるのに…になるのよ!)
「○○さん、今日はもうあの部屋に行ってください。」
「せんせ、来てくれないの?」
「今日は忙しいので。」
「あの子は?」
「寝てるだけなので大丈夫です。」
「はぁい…」
(やった!早く行って!)
「ね、せんせ。あの子誰?よく保健室にくるの?」
「あの子?あぁ、ゆいさんのこと?」
「うん。」
「よく来るよ。どうかしたの?」
「いや、何でもない…」
(聞こえてるよ!先生、早く来て!)
「何であの子の事ゆいさんって呼ぶの?私のことは苗字で呼んでるのに…」
「何ででしょうね?」
(私が特別だからよ!ていうか、何で私の事は苗字で呼んでるのに…になるのよ!)
「○○さん、今日はもうあの部屋に行ってください。」
「せんせ、来てくれないの?」
「今日は忙しいので。」
「あの子は?」
「寝てるだけなので大丈夫です。」
「はぁい…」
(やった!早く行って!)