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忘れた頃に…

第46章 会いたくない人



”体は小さいですけど、4年生なんです。
梨沙、パパの所へ戻るよ。”

軽く挨拶をし、2人は外へ出ていった。

我が家の娘は4年生の時、こんなにしっかりとした受け答えが出来ただろうか…

今も怪しいものだ!

そんな事を考え、

「しっかりしなさい!」

と、鏡に映る自分に活を入れて、席に戻った。

主人も佑介さんも、すでに出来上がっている。

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