テキストサイズ

忘れた頃に…

第47章 40歳 秋



「うん…」

”食欲がないのはそのせいか。(笑)”

「………。」

カップ麺を食べていた手はとっくに止まっていた。

”それって、マッチョも意識してるからだよね。”

「そうなのかなぁ…」

結婚式の日の、部屋での事を思い出す。

”今日、真琴のとこ行ってきたよ!ってメールしてみなよ!”

「………。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ