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忘れた頃に…

第49章 可哀想なんかじゃない…



「お母さんには聞かせられない話?」

”何が?
って言うか、お弁当は?”

「出来てるよ。」

キッチンへお弁当を取りに行くと、また始まるこそこそ話。

少しイラっとする。

朝からそんなんじゃダメ!

と思い直し、各々にお弁当を渡す。

いつもの日課の夕御飯チェックも忘れない。

「今夜、夕御飯いらない人?」

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