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純粋少女と不良少女。

第8章 入学





名前を呼ばれ後ろを振り向く


そこには俺の会いたかった人




「瑞稀っ」

「へへっ。似合うかな?」



瑞稀は制服のスカートを
ひらっとみせてそんなことをいう。



「かわいいよ♪」


するとへへっと笑う

かわいすぎんだろ。




瑞稀は俺の宝物みたいなものだ。



あの日、俺は瑞稀に

「瑞稀、お前は俺が守るよ。」



そういったんだ。



こいつを失いたくない。
傷付けたくない。
なにがあっても守り抜く。



そう、自分の中で決意した。





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