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殺人鬼の棲む島

第17章 3日目 早朝

中二病的な発言に綴が吹き出す。

紫響とみじろっぷも頬を緩めた。

「え、英語は昔からあるしっ!! ないとは言えないっ!!」

笑われたことでゆきめは顔を赤くして怒る。

「そうね。でもじゃあカラスや鉤爪だったとしてそれがどんな意味になるの?」

紫響は優しく問い掛ける。

「それは……わからないけど……」

悔しそうにゆきめはうつ向く。


「読み方が違う……か……」

TOMは一人だけ笑うことなくゆきめの発言を心の中で何回も反芻していた。


そして3日目の戦いが始まる……



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