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殺人鬼の棲む島

第18章 3日目 朝 黒鵜岬

黒鵜島の名前の由来。

どうでもいいことなのだがTOMはなんだか心に引っ掛かりを覚える。

そんなこともあり洋館から少し離れたところにある黒鵜岬に訪れていた。

名前の由来が分かるかもしれない。

そんな期待があった。

それがわかったからどうなるものではないが、主催者のすまいるが死んでしまった以上、どんな些細なことも自分達で見つけないといけない。

例えば本当に迎えの船が来るのか、来るとしても何時にやって来るのか、などということは誰もわからない。


それは逃げ回るものだけでなく、殺人鬼だとしても一緒と言えた。

今はとにかく情報が生死を分ける。

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