殺人鬼の棲む島
第30章 4日目 朝 黒鵜館大浴場
「ちょっ!? く、くっつきすぎです!!」
「照れてるの? 可愛い!!」
「ちょっとやめなさいよ、遥風っ! ゆきめ君嫌がってるじゃないの。あんたも痴女だったの?」
遥風の暴走にさすがに望も止めにはいる。
あんたも、とは紫響の透け透けネグリジェを指して二人目という意味だった。
「いいじゃない!! 裸の付き合いってやつだよ」
遥風はぴとっと残念な胸をゆきめに押し付ける。
「ひゃうっ!? い、いい加減にしてください!!」
ゆきめは思わず立ち上がってしまった。
ピンっと硬直して反り返ったものを二人の眼前に晒してしまう。
「きゃああぁあ!!」
綴が叫んで手で顔を覆う。
「わぁ~……凄いことなってるねぇ……私で興奮してこんなになっちゃったわけ……? なんか、申し訳ない……私なんかで……気使ってくれたのかな……? ありがと……」
からかっていた遥風も元気一杯の『ゆきめ君』を見せられて引き気味だ。
「もうお婿にいけないっ!!」
泣きながらゆきめは湯槽から飛び出して大浴場から駆け出していった。
「照れてるの? 可愛い!!」
「ちょっとやめなさいよ、遥風っ! ゆきめ君嫌がってるじゃないの。あんたも痴女だったの?」
遥風の暴走にさすがに望も止めにはいる。
あんたも、とは紫響の透け透けネグリジェを指して二人目という意味だった。
「いいじゃない!! 裸の付き合いってやつだよ」
遥風はぴとっと残念な胸をゆきめに押し付ける。
「ひゃうっ!? い、いい加減にしてください!!」
ゆきめは思わず立ち上がってしまった。
ピンっと硬直して反り返ったものを二人の眼前に晒してしまう。
「きゃああぁあ!!」
綴が叫んで手で顔を覆う。
「わぁ~……凄いことなってるねぇ……私で興奮してこんなになっちゃったわけ……? なんか、申し訳ない……私なんかで……気使ってくれたのかな……? ありがと……」
からかっていた遥風も元気一杯の『ゆきめ君』を見せられて引き気味だ。
「もうお婿にいけないっ!!」
泣きながらゆきめは湯槽から飛び出して大浴場から駆け出していった。