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殺人鬼の棲む島

第4章 一日目 昼

「ゆ、有給取ってこなかったんですか?」

「取ってくるはずないですよ!! あーもうっ!! すぐに船に戻ってきてもらうように言ってください!!」

「それは無理ですよぉ……だってこの島、携帯の電波届かないですから」

「えっ……!?」

すまいるのその一言は新たなる波紋を参加者たちに拡げた。

全員が一斉に携帯を取り出す。
そして様々な悲鳴、怒りの言葉が飛び出した。

「ふざけないでくださいっ!! 困りますっ!!」

仕事を気にするkuroは泣きそうな声になる。

「まあ、仕方ないわな。こうなったら無人島生活を満喫せねば」

京茶屋は快活に笑う。

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