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殺人鬼の棲む島

第44章 6日目 午前0時

「あらそう? 残念ね。あなた方は仲良しごっこで死ぬといいわ」

紫響は不適に笑うとグラスに残ったワインを煽ってからリビングを出ていった。

「それでは悠夢ちゃんは閉じ込めない、ということで」

遥風も立ち上がってリビングを出ていく。


6日目の深夜零時半の出来事だった。


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