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殺人鬼の棲む島

第48章 6日目 夜 リビング

「あら、お帰りなさい」

リビングにやって来たソラ、京茶屋、悠夢に紫響が笑いかける。

「殺人鬼は見つかったかしら?」

「いえ。まだです。けど大体殺人鬼が誰なのかはわかりました」

ソラが答えると紫響は柔らかく目を細めた。

「あら逞しい。だったら早く捕まえてみてはいかが?」

「そうしましょうか?」

ソラも皮肉な笑みを浮かべた。

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