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殺人鬼の棲む島

第51章 7日目 午前零時 黒鵜館リビング

「ソラも早くっ!」

遥風がソラの手を掴み起こす。

一瞬の猶予もない二人は一目散にリビングを飛び出す。

「逃げられると思うなよ……」

悠夢は追いかけずに走り去る二人の背中に呪うように囁きかけていた。

恐怖の一日はまだ、始まったばかりだ……

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