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殺人鬼の棲む島

第62章 7日目 正午 森

少し開けた場所につき、紫響はレジャーシートを広げ座った。

「お昼にしましょう」

そう言ってバスケットからワインとサンドイッチを取り出す。

「いい天気ねぇ……」

木々の間から見える空を見上げて紫響はうっとりと呟いた。

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