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殺人鬼の棲む島

第69章 7日目 深夜 黒鵜館リビング

殺人鬼も余裕はなくなっていた。


明日の朝には迎えの船が来てしまう。

それまでに皆殺しを完了しなければ自分の負けだと悠夢は歯を食い縛る。


けれどもその執念は空回る。

何度も立ち上がろうとして崩れ落ちるその姿は痛々しいほどであった。


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