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殺人鬼の棲む島

第70章 7日目 深夜 船着き場

遥風は海を見ていた。


明日、朝にはここに迎えの船が来る。


その船に乗れば助かる。


紫響さんはまだ生き残ってるのかな……

あの人だけはしぶとそうだから大丈夫だろう……


遥風は紫響の安否を気にしながら苦笑いをした。


このまま逃げるのでは悔しい。

みんなの仇を討たなければ死んだみんなの魂は浮かばれない。

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