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殺人鬼の棲む島

第8章 2日目 早朝

すまいるが惨殺された夜が過ぎ、朝を迎えていた。

「おはようございます」

リビングに入ってきたみじろっぷは挨拶をしながら室内を見回す。

リビングには中学生トリオと綴恋愛、遥風、夏野ソラがいた。

中学生トリオはまだみんな寝ている。

「おはよー。お腹すいちゃった。何か作ってー」

小説を読んでいた遥風は顔をあげてみじろっぷにねだる。

「お腹、空いたんですか?」

少し呆れた顔をして台所に向かう。

「よくあんな現場見て食欲なんか沸きますよね……」

みじろっぷは冷蔵庫を開けて材料を見繕う。


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