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殺人鬼の棲む島

第11章 2日目 昼 黒鵜館地下室

「わっ!?」

突如つまずき、悲鳴を上げた。

尻餅をつきながら慌てて逃げながら足許を確認する。

床に木箱が転がっており、それにつまづいただけだと気付く。

「な、なんだ……箱か……」

汗をびっしりかいた額を拭いながら、ゆきめは立ち上がって急ぎ足で地下室から出ていった。

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