上司と私
第4章 求めてしまう体
……目を開けると、部屋はうっすら明るくなっていた。見慣れない光景に違和感を覚えたが、すぐに事の次第を思い出し赤面する。
「あ…………」
「起きたか?」
顔を向けるとそこには会社では当然見たことの無い、ガウン姿の上司が。
「おはよう、ございます」
体を起こして朝のご挨拶。
「うむ、よく寝ていたぞ。うちの姫様は」
「すみません!……知らぬ間に寝ちゃってたんですね」
「冗談だ、気にするな。疲れていたんだろう。……それよりも何か着ろ。朝から襲われたいのか?」
と、昨夜が嘘のような色気のない会話。でもなんだか幸せで、また明日から仕事がんばろうなんて単純な私であった。
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