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イケナイ関係

第7章 二人だけの夏休み

しばらくして目を覚ますと…玲奈の横で淳弘が、気持ち良さそうに寝息を立てていた。

至近距離に淳弘の顔があり、驚く!!

なっ何で…大津くんが、横で寝てるの!?
まぁベッドが1つしかないから仕方ないけど…それにしも近すぎるよ!!

すると淳弘が、ムニャムニャ寝言を言いながら、背後から抱きしめてきた。

きゃあ~
こっこれって寝惚けてるんだよね!?

「…な…れい…な…んんっ」

ドキッ
寝言で私の名前を…呼んだ…

ただの寝言だけど…あやではなく私の名前を呼んでくれたことが、こんなに嬉しいなんて…。

その夜
玲奈は、ドキドキして殆ど眠れなかった。

翌朝
私達は、それぞれの自宅に帰った。


残りの夏休みは、大津くんと会うこともなく友達と夏休みを満喫した。

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