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イケナイ関係

第10章 一夜の過ち

部屋に入るなり、淳弘は、ベッドにダイブした。

「じっじゃ帰るね」

ドアノブに手をやると、ベッドで横になっていた淳弘が起き上がり、玲奈の腕を掴んだ。

「お…大津くん?」

淳弘は、そのまま背後から玲奈を力強く抱き締めた。

「…帰るなよ。俺の傍に居てくれよ…。
一人は、寂しい……。」

その言葉を聞き、胸がギュッと締め付けられた。

そっそんなこと…言われたら…帰れなくなるじゃない

そして二人は、熱いキスを交わし、そのままベッドに倒れ込み…とうとう一線を越えてしまった。

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