
イケナイ関係
第11章 あやからの相談
その夜
部屋で宿題をしていると、あやから着信が
「もしもし」
『玲奈、聞いて!さっきまで淳弘くんとデートしてたんだけど、帰り際にチョコ渡したら「ありがとう」ってキスしてくれたの!
嬉しくて号泣しちゃった!!明日もデートする約束したんだ♪』
昨日までは、名字だったのに…今は、下の名前で呼んでる……。
「…良かったね。あれは、あやの勘違いだったんだよ。それだけ大津くんは、あやのこと大事に想ってるってことだよ」
『そうだね。玲奈も早く彼氏作りなよ?
じゃおやすみ♪』
「おやすみ…」
彼氏か…。
あやより先に告白していれば、私も大津くんの彼女になれてたのかな?
その後、私は、大津くんと一切口を利かなくなり、次第に避けるようになった。
大津くんを避け続けたまま、春を迎え
2年生に進級した。
大津くんとクラスが離れ、顔を合わすこともなくなった。
(玲奈、2組。淳弘、7組)
部屋で宿題をしていると、あやから着信が
「もしもし」
『玲奈、聞いて!さっきまで淳弘くんとデートしてたんだけど、帰り際にチョコ渡したら「ありがとう」ってキスしてくれたの!
嬉しくて号泣しちゃった!!明日もデートする約束したんだ♪』
昨日までは、名字だったのに…今は、下の名前で呼んでる……。
「…良かったね。あれは、あやの勘違いだったんだよ。それだけ大津くんは、あやのこと大事に想ってるってことだよ」
『そうだね。玲奈も早く彼氏作りなよ?
じゃおやすみ♪』
「おやすみ…」
彼氏か…。
あやより先に告白していれば、私も大津くんの彼女になれてたのかな?
その後、私は、大津くんと一切口を利かなくなり、次第に避けるようになった。
大津くんを避け続けたまま、春を迎え
2年生に進級した。
大津くんとクラスが離れ、顔を合わすこともなくなった。
(玲奈、2組。淳弘、7組)
