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イケナイ関係

第16章 ドキドキの修学旅行

「…玲奈ちゃんは、イケメンくんに告らないの?あれだけ仲良しなら、フラれる心配ないんじゃない?」

「ハハハ…」

笑って誤魔化しちゃった。
あやと付き合ってるのに告白できるわけないじゃない。
それに…怖くて言えない…。

班行動中、偶然、淳弘と会う

「玲奈!」

この声…大津くん?

玲奈は、立ち止まり、振り向く

「袋ぶら下げてっけど、土産買ったのか?」

「これは、自分のだけど、今から行く場所で家族と中学時代の友達に買おうかと」

「へぇ~喜んでくれるといいな」

「うん!」

すると淳弘と同じ班の男子が、呼び掛ける

「淳弘!そろそろ行くぞ」

「おう!じゃ行くわ」

玲奈は、下を向き、淳弘の制服の裾を引っ張る。


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