イケナイ関係
第21章 サヨナラ……。
そこにあやが、腕組みをして二人を睨み付けていた。
「あのさ…私の部屋でイチャつかないでくれる?目障りなんだけど」
あやの存在を忘れ、自分達の世界に入っていた二人は、直ぐさま離れる。
「もう、こんな男、玲奈にあげる。
その代わり、友達の縁を切らせてもらうから。金輪際、私に近付かないで!早くこの男と部屋から出て行って!」
「…あや…ごめんね。謝って許されることじゃないけど…私、あやと友達になれて本当に良かったよ。今まで私と友達でいてくれて、ありがとう」
「サヨナラ…」
玲奈は、涙を流しながら、淳弘と部屋を出た。
二人が帰った後、あやは、中学の修学旅行先で玲奈と一緒に撮った写真を胸に抱き、大粒の涙を流した。
…もう二度と友達には戻れないけど、私も玲奈と友達になれて本当に良かったよ。
サヨナラ……。
「あのさ…私の部屋でイチャつかないでくれる?目障りなんだけど」
あやの存在を忘れ、自分達の世界に入っていた二人は、直ぐさま離れる。
「もう、こんな男、玲奈にあげる。
その代わり、友達の縁を切らせてもらうから。金輪際、私に近付かないで!早くこの男と部屋から出て行って!」
「…あや…ごめんね。謝って許されることじゃないけど…私、あやと友達になれて本当に良かったよ。今まで私と友達でいてくれて、ありがとう」
「サヨナラ…」
玲奈は、涙を流しながら、淳弘と部屋を出た。
二人が帰った後、あやは、中学の修学旅行先で玲奈と一緒に撮った写真を胸に抱き、大粒の涙を流した。
…もう二度と友達には戻れないけど、私も玲奈と友達になれて本当に良かったよ。
サヨナラ……。