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イケナイ関係

第22章 最終章~互いの気持ち~

その頃、玲奈は、淳弘の家に居た。

「…本当に未遂だったんだよな?」

「うん…。ねぇ淳弘」

「ん?」

「淳弘…私のこと、好きだったんだね。
あんな状況だったけど、凄く嬉しかった」

「…中1の頃。お前の視線を感じてから、ずっと好きだった」

「つか、お前さ、俺のこと好きなくせに自分の気持ち押し殺してまで、友達に譲ってんじゃねぇよ!
玉木に告られる前に、お前が好きだと言えば、アイツを振って、お前と付き合ったのに…」

「『好きじゃない』って何だよ!あの時、マジでムカついたんだからな!」

…私の気持ち…前から気づいてたんだ

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