
姉さんに夢中
第29章 下の部屋に両親が居るのに
ふと会話が途切れた。
「…ねぇ…こっちに来ない?…」
姉さんに訊いてみた。
無性に会いたくなっていた。
「……どうしようかな……」
「…おいでよ……」
「……」
「会いたい…」
「……わかった……」
迷ったように間が空いたが、嬉しそうな声だった。
……カチャッ
そっと静かに姉さんが僕の部屋に入ってきた。
パジャマの上に厚手でやや大きめのカーディガンを羽織っている。
見慣れたいつもの格好のはずだが、すごく可愛く見える。
「ふふっ…来ちゃった…」
か…可愛いい…
そっと姉さんの左の頬に右手を添えてキスしていた。
優しく唇を重ねるだけのキスをした。
ゆっくりと2人の唇が離れていく…
「…コラ!…ダメだぞ?」
僕にしか聞こえないくらい小さな声でそう言うと、ガードするようにカーディガンを胸の辺りで左右に交差させながら頬を軽く膨らませていた。
「ん…わかってるよ……」
そう言いながらも姉さんを抱きしめずにはいられなかった。
姉さんの温もりを感じながら強く抱きしめた。
「こうしてるだけならいいでしょ?」
「うん…いいよ…」
姉さんの髪から漂うシャンプーの良い香りに包まれながら、柔らかな身体を抱きしめていた。
「…ねぇ…こっちに来ない?…」
姉さんに訊いてみた。
無性に会いたくなっていた。
「……どうしようかな……」
「…おいでよ……」
「……」
「会いたい…」
「……わかった……」
迷ったように間が空いたが、嬉しそうな声だった。
……カチャッ
そっと静かに姉さんが僕の部屋に入ってきた。
パジャマの上に厚手でやや大きめのカーディガンを羽織っている。
見慣れたいつもの格好のはずだが、すごく可愛く見える。
「ふふっ…来ちゃった…」
か…可愛いい…
そっと姉さんの左の頬に右手を添えてキスしていた。
優しく唇を重ねるだけのキスをした。
ゆっくりと2人の唇が離れていく…
「…コラ!…ダメだぞ?」
僕にしか聞こえないくらい小さな声でそう言うと、ガードするようにカーディガンを胸の辺りで左右に交差させながら頬を軽く膨らませていた。
「ん…わかってるよ……」
そう言いながらも姉さんを抱きしめずにはいられなかった。
姉さんの温もりを感じながら強く抱きしめた。
「こうしてるだけならいいでしょ?」
「うん…いいよ…」
姉さんの髪から漂うシャンプーの良い香りに包まれながら、柔らかな身体を抱きしめていた。
