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「君は失恋をして、綺麗になった」

第3章 「名もなき恋の歌」




そっと送信ボタンに影を落とす。




このメールを送ってしまえば
私はこの想いを消さなきゃいけない。






そう思うと
なぜか色んな思い出が浮かんできて…


時間を置いて真っ暗になった画面上に
一粒の雫が光っていた。




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