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「君は失恋をして、綺麗になった」

第3章 「名もなき恋の歌」




【おめでとう‼︎お幸せに‼︎】



我ながら
なんてあり来たりなんだろう。


いっそのこと…
〝実は好きだったんだよ〟って
伝えてしまえれば楽なのに。






『あ〜…
美沙が嫌な子だったらなぁ』





そうだったらどんなに良いか。


どんなに……快く憎めたか。

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