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もし、また此処で巡り逢えたら。

第3章 朝の憂鬱

葵君のお母さんは





ハッとして





受話器を取った





何て言おうとしたのか気になるけど





我慢、我慢(笑)





「もしもし?あら、葵?





…え?…そうね…」





「葵」って、あの葵君だよね





確か





一番最初に話しかけてくれた男の子…





自然と私は口元が緩んだ




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