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「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

月曜日

週の始まりは
出来れば清々しい気持ちで
迎えたいものだけど…




重い





逆に、空は気持ちのいい青空





「おはよーさん」

「おはよ… って
 リョウ君、それどうしたの?!」


下駄箱前で会ったリョウ君の顔を見て
私は驚いてしまった。

目の端には青あざ
口の端は切れたのかな?
絆創膏を貼っている。



…え ケンカ?




「転んだ 大したことない」

「え 転んだだけで
 そんな風になるの?」

ならないよね?


「あ…っと
 落ちたんだ 河原に」

「えー…夜のジョギングで?
 暗かったから?
 リョウ君でもそんな事あるんだ」

「おう ほら 遅れるぞ!」


リョウ君は避けるように
先に行ってしまった。



「おーはよ!」

「おはよう」

ミッチとヤマチャン。

「土日 大丈夫だった?
 あの人から連絡来た?」


あの人 は優司君のことだ。



「うん …あの
 一応別れた」

「えっ!!ほんとにっ?!
 良かったじゃん」

「ミカティ良かったねぇ」


“一応”って付いちゃうけど。
ご心配おかけしました…。




「えー何々ぃ?」



エミが突然割り込んできた。

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