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「再会」と呼べる「出会い」

第15章 そして繋がる

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ここまで読んでくださり
ありがとうございます。

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  決して
  一人でいるわけじゃないのに
  寂しくて 悲しくて

  こんなにすぐ近くにいるのに

  きっと私に気づいている 
  筈なのに…


  




「なかなか
 易々とはいかんかったのう」

「アクシデントが多いほど
 盛り上がるもんじゃ」


カウンターに座る
金髪白マッチョと
ひょろ長黒ガイコツは
同時にコーヒーのカップを置いた。


「次朗さん
 本気の時は
 軽々しく手を出さないんだね

 なんだか意外な一面を
 見ちゃったなぁ」

マスターが
銀色の皿を鏡のように磨き上げて
棚に置く。

「ま 根は真面目なんじゃ
 …誠実というか」

「清和も少しは
 見習った方がええかものぅ」

金髪白マッチョがニヤリと笑う。



「見習うもなにも
 私はここ最近
 そういう事は全く

 いらっしゃい
 いつものでいいですか?」



*…*…*…*…*…*…*

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