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あのね。

第1章 -はじまり-


みおと尚哉は
いつも通り、お互い用事もないのに
学校に残ってしゃべっていた

「お、いいところに!」
担任の先生が、みおを見つけ
みおに集めたノートを職員室に
持って行くよう頼んだ

「じゃあ、佐伯よろしくな。」
「了解しましたー!おやすいご用で」

「なおちゃん。ちょっと行ってくるね」

ノートを両手いっぱいにもち
教室をでようとした

「みお、おれも行くー。
ほら、もったるから貸して。」

そう言って、ノート全部を
みおの手から取って歩き出した。

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