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あのね。

第1章 -はじまり-


「なおちゃん。私なにももってないじゃん。
せめて、半分こしよ。」

「いいの。みおはついてくるだけで!」

「えー。私が頼まれたのに。
でも、ありがとう。」

「俺、みおのその顔好き。」

みおは、いつものお世辞だとおもい
軽く流して返事した

「ありがとう。」

「一応、告白のつもりだったんだけど」

尚哉は、少し照れた感じで
顔を赤くして言った

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