テキストサイズ

親友の執事

第1章 私たち


ピーンポーン



「…円香ぁ〜」



朝8:00頃、九条 怜(くじょう れい)は、親友の大東 円香(おおひがし まどか)の豪邸を訪ねた



大きく分厚い、見ただけでも重そうな扉の門がギィ…と音をたて、自動的に開く



「すごいよねえ、ほんとこの家…」



独り言をぼそっと言い、ひょこっと中に入る



洋風な円香の家は大豪邸で、玄関につくまでも緑とピンクや黄色などカラフルな色が混ざるガーデンが360°見渡せ、心地よい朝を迎えられる



約10年間、毎朝この家を訪れるが、四季折々変わる景色に毎度驚かされる




ストーリーメニュー

TOPTOPへ