とあるホストの裏事情・完
第11章 やっぱり、大好き
「よお研斗」
「あ、誠也さん」
すっかりご機嫌な様子の誠也さんが、後輩組のところに来た。
相変わらず、託麻と建志は仲良く話してるし、将悟と遥も話してる。
要するに、俺今ぼっち……
「楽し?」
「んー…普通です…」
「そっかー、じゃあ俺らのとこ来る?」
俺の顔を覗きこんでニヤッ、と笑う。
「え…でも…」
「どうせここ居たって楽しくないでしょ。あっち言って世間話でも聞いとけ」
さすがにここにも居ずらいし…
行こうかな
「じゃあ…」
「ん、行こっか」
誠也さんに着いていき、先輩達と飲む。
こっちにいると、笑い声が多くて居心地よかった…かな。向こうよりは。
「研斗…」
そろそろお開きかなー、なんて先輩達が言うのを見て、戻ろうと思ってたら将悟が後ろから、目を擦りながら小さく呟いた。
「ん?どした?」
あっちの片付けもしようと思い、立ち上がる。
「キスされた」
「………は?」
ここで俺の何かが、プチッ、と切れる音がした。
「あ、誠也さん」
すっかりご機嫌な様子の誠也さんが、後輩組のところに来た。
相変わらず、託麻と建志は仲良く話してるし、将悟と遥も話してる。
要するに、俺今ぼっち……
「楽し?」
「んー…普通です…」
「そっかー、じゃあ俺らのとこ来る?」
俺の顔を覗きこんでニヤッ、と笑う。
「え…でも…」
「どうせここ居たって楽しくないでしょ。あっち言って世間話でも聞いとけ」
さすがにここにも居ずらいし…
行こうかな
「じゃあ…」
「ん、行こっか」
誠也さんに着いていき、先輩達と飲む。
こっちにいると、笑い声が多くて居心地よかった…かな。向こうよりは。
「研斗…」
そろそろお開きかなー、なんて先輩達が言うのを見て、戻ろうと思ってたら将悟が後ろから、目を擦りながら小さく呟いた。
「ん?どした?」
あっちの片付けもしようと思い、立ち上がる。
「キスされた」
「………は?」
ここで俺の何かが、プチッ、と切れる音がした。