テキストサイズ

とあるホストの裏事情・完

第17章 お前は猫で、お前も猫。

結構気が利く人で
いい人だなー、と思った。

まぁ、少々目付き悪いし
言葉素っ気ないけど

色々ちゃんと考えてくれてる、っぽい。



「ごめんなさい将悟さん・・・氷悠、無愛想で」
「いや、いい人だ。研斗にも気ぃ配ってくれてるし」
「んー・・・ 悪い人じゃないんですけどね。勘違いされがちっていうか・・・」


まぁ、あの目付きだし
確かに無愛想なときもあるから
そういう事はあるよな。

「・・・ちゃんと分かってあげてんじゃん」
「え・・・あっ!いや別にっ、そんな深い意味は無くてですねっ、結構前からの友達でっ」
「はいはい」


慌てて言い訳をする遥

あーもう焦れったい。
付き合っちゃえばいいのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ