とあるホストの裏事情・完
第20章 斎藤さんアドバイス
「マジか・・・それは、お気の毒に。なにされたん?その男に」
将悟がはぁ・・・、と息をついて口を開いた。
「んー・・・なんか、ケツ揉まれた」
「ケ、ツか・・・かわいそーだな」
「・・・嫉妬してくれないの?」
ちょっとだけ将悟が身体をこっちに傾けた。
そんな子供みたいなことするなよー・・・
「・・・嫉妬、ってキャラでも無くね?俺」
そう笑って誤魔化す。
そりゃあ、嫉妬、してるし、俺だって。
男だし、好きなやつが変な汚ないオッサンに触られたら、嫉妬する。
そう答えると、身体がグンッ、と引っ張られた。
気づけば俺の身体は将悟の上に乗っていた。
「え、ちょっと降ろせ・・・」
「キャラとかで嫉妬するかしないかを決めんなよ。
俺の前では普通の研斗でいて」
珍しくちょっと怒って言ってくる将悟にビックリする。
俺の前では・・・って
特別な存在、ってことだよな。
分かってはいるけど、やっぱり
なんかちょっと嬉しい、かも
「キスして」
「はっ!?なん、で・・・」
「いいから早く」
「・・・っ、」
なんなの、そのS口調。
その目、ちょっとゾクゾクするんですけど・・・
そんなバカなことをかんがえてると、後頭部に将悟の手が回されて、
顔がグンッ、と近付けられた。
将悟がはぁ・・・、と息をついて口を開いた。
「んー・・・なんか、ケツ揉まれた」
「ケ、ツか・・・かわいそーだな」
「・・・嫉妬してくれないの?」
ちょっとだけ将悟が身体をこっちに傾けた。
そんな子供みたいなことするなよー・・・
「・・・嫉妬、ってキャラでも無くね?俺」
そう笑って誤魔化す。
そりゃあ、嫉妬、してるし、俺だって。
男だし、好きなやつが変な汚ないオッサンに触られたら、嫉妬する。
そう答えると、身体がグンッ、と引っ張られた。
気づけば俺の身体は将悟の上に乗っていた。
「え、ちょっと降ろせ・・・」
「キャラとかで嫉妬するかしないかを決めんなよ。
俺の前では普通の研斗でいて」
珍しくちょっと怒って言ってくる将悟にビックリする。
俺の前では・・・って
特別な存在、ってことだよな。
分かってはいるけど、やっぱり
なんかちょっと嬉しい、かも
「キスして」
「はっ!?なん、で・・・」
「いいから早く」
「・・・っ、」
なんなの、そのS口調。
その目、ちょっとゾクゾクするんですけど・・・
そんなバカなことをかんがえてると、後頭部に将悟の手が回されて、
顔がグンッ、と近付けられた。