テキストサイズ

とあるホストの裏事情・完

第20章 斎藤さんアドバイス

「え、なにっ・・・」
「しないとこのまま。いいの?俺は構わないけど」
「んーっ!やだやだっ・・・近すぎ、離れろよっ・・・」

思いっきり腕で将悟の胸を押す。
うっ・・・動かねぇっ!!


「ちょ・・・っと待て!!んあーもーっ・・・するよ!するから離して!!」
「はい。早くしろよ?5秒以内。ごーよーんさー・・・」
「うるさいな!喋ってたらできない・・・っ」


この時俺はふと思った。

今こそ、あの「ハムキス」をするときじゃないか!?
きた、これきたぞ。
俺が有利になる番だ、よっしゃあ!!

ありがとう、斎藤さんっ!!






「目、瞑れよ・・・」
「そんなん、めんどくせーな」

とか言いながら、素直に目を瞑る。


うっ、なんか無駄にドキドキしてきたんだけど・・・


ゆっくりと顔を近づけ、唇を合わせる。

「ん・・・」

将悟が少しだけ口を開いたから、それを見て俺は口をちょっとだけ離して、角度を何度も何度も変えて、はむはむしてみた。


「んっん、・・・」

将悟の口から色っぽくて可愛い声が漏れた。

ちょっとテンションが上がってきて、調子に乗って将悟の胸ら辺を手で撫で
てみた。


「んはっ・・・ちょっと待て。キスだけでいいから・・・」
「やぁだ・・・はむはむ好きなんでしょ?」
「んっ・・・」


キタコレ!!
完全に俺の方が有利だ。
将悟は足をバタつかせてるけど
俺が足を間に入れてるから、効果ナシ。・・・だけど、痛い。
股間グリグリしてくるから、痛いんですけど!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ