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とあるホストの裏事情・完

第20章 斎藤さんアドバイス

呼吸を整えて、将悟を睨みつける。


「なんで・・・こんなSっぽいことするんだよ!普通に、してくれれば良かっただろ・・・・・・」

下を向いて将悟の上から離れようとすると
腕を固定されてそれができなくなった。


「なに、やめて」
「好きだから?」
「は?」


そう言って唇を重ねてきた。

なに、好きだから、って!?
好きだからここういうことしたいのかよ!?
愛情表現、おかしくねーか・・・


そのうち舌が入ってきて、口内を刺激される。


「んっ・・・」

一回口を離して、唇を舐められる。

「研斗が可愛くてしょうがないから苛めるんだよ。普通のセックスじゃ満足できない」
「んっ、そんな、の・・・俺は満足なのに・・・」
「大丈夫。研斗、Mの素質あるから」
「はっ!?ねーよそんなっ
・・・んっん、」


Mの素質だ!?
そんなんあってたまるかコノヤロー!



思ってるのとは反対に、俺は将悟とのキスを堪能した。

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