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とあるホストの裏事情・完

第6章 強敵はいつも突然に。

将悟とヤってから一週間が経った。

俺は将悟と付き合っている。

まさかの、

崎本研斗 ホモデビューだ。

俺と将悟は、あまりイチャイチャはしないからか、幸い、気づかれていない。

『仲いいなぁ』

ぐらいしか言われない。


ホストの仕事も板についてきた俺は、店のランキングも上がってきた。


実を言うと、俺はまだこの店のNO.1ホストとやらにはまだ一度もあったことがない。



将悟は、あまりそのNO.1ホストのことを好いていないようで。


名前は、東城誠也(トウジョウセイヤ)

写真なら見たことがある。

黒髪で、切れ長の目。

耳にはたくさんのピアス。

きれいな色の唇。

簡単に女をオトせそうな整った顔。

何故か、将悟によく似ていた。

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