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とあるホストの裏事情・完

第6章 強敵はいつも突然に。

そんな事を思っていると、店長が声をかけてきた。



「久しぶり、研斗。
 最近オーナーの集会が多くて多くて… なかなかこっちにも顔を出せてないからねー」

「お久しぶりっす。お疲れ様です」

店長は、最近忙しそうに電話をしたり資料を見たり。
なんのことだかは分からないけど、とにかく忙しそう。


「でね…今日はこの店のNO.1が久々 に来るんだよ~!研斗、まだ会った ことないよね?」




おっ、マジか。

何か気合い入るな。 

というか、既に緊張。


「あ、そんなに緊張しなくてもいいよ。とっても優しい人だから!」

出た、店長の営業スマイル。

眩しいくらいに光ってますよー…



「てか、いつ来るんですか?」

「あぁ、もうすぐ来ると思うよ」


ガチャッ

店長が喋り終わってちょうどいいときに、店の扉が開いた。


「おっ、来た来た~ お帰りー!」

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