
とあるホストの裏事情・完
第7章 過去
研斗side
「何だよ将悟!! 話あるなら向こうで話せばいいじゃねぇかよ!! ってか痛い!!」
ホント何なんだよ、俺別に具合悪くねーし!!
バタンッ
勢いよくルームに入る。
俺の腕を掴んだまま、将悟は何も言わない。
「っ・・・何だよ、何か、言えよ」
「・・・研斗、昨日ちゃんと女抱けた?」
「はぁ!? んだよ、それだけかよ・・・」
予想外の質問に安堵する。
「で、抱けたのかって聞いてんの。」
グンッ と顔を近付けられると、言葉に詰まる。
「っっ、ちょ、離れろ、よ・・・」
肩を押して突っぱねるけど、効果ナシ。
「・・・抱けたよ? ちゃんと。
相手も満足、してたみたいだし、俺も、欲求不満だったから・・・って、何してんだよ」
ルームの端にあるベッドへと自動的に誘導され、トサッ と押し倒される。
「欲求不満って、どういう意味?」
将悟が何とも言えない怖い顔で聞いてくる。
その顔に、背中がゾクッと震えるのが分かる。
「俺だけじゃ、足りないってこと?」
「ちっ、ちげぇよ!!
そういう意味じゃ、なくて・・・」
将悟の顔が俺の首へと埋められる。
瞬間、針を刺されたような痛みが走る。
「いって!!ちょっと何してっ!?」
将悟は俺の首に噛みついていた。
そのまま、あろうことかキスマークを強く付けられる。
「違わないでしょ。
俺とのセックス飽きた?なら止めよっか。」
悪い笑みで問いかけられる。
ホントに、違うんだってば!!
「違う!! 飽きたとか、そーいうんじゃないんだってば、ホントに!!」
「だから、欲求不満って何だよ。
俺とシたいの、シたくないの、どっちだよ」
上から凄い威圧がかかる。
あれは・・・口から出任せで言ってしまった言葉。
・・・と言っても信じてもらえそうにない。
「何だよ将悟!! 話あるなら向こうで話せばいいじゃねぇかよ!! ってか痛い!!」
ホント何なんだよ、俺別に具合悪くねーし!!
バタンッ
勢いよくルームに入る。
俺の腕を掴んだまま、将悟は何も言わない。
「っ・・・何だよ、何か、言えよ」
「・・・研斗、昨日ちゃんと女抱けた?」
「はぁ!? んだよ、それだけかよ・・・」
予想外の質問に安堵する。
「で、抱けたのかって聞いてんの。」
グンッ と顔を近付けられると、言葉に詰まる。
「っっ、ちょ、離れろ、よ・・・」
肩を押して突っぱねるけど、効果ナシ。
「・・・抱けたよ? ちゃんと。
相手も満足、してたみたいだし、俺も、欲求不満だったから・・・って、何してんだよ」
ルームの端にあるベッドへと自動的に誘導され、トサッ と押し倒される。
「欲求不満って、どういう意味?」
将悟が何とも言えない怖い顔で聞いてくる。
その顔に、背中がゾクッと震えるのが分かる。
「俺だけじゃ、足りないってこと?」
「ちっ、ちげぇよ!!
そういう意味じゃ、なくて・・・」
将悟の顔が俺の首へと埋められる。
瞬間、針を刺されたような痛みが走る。
「いって!!ちょっと何してっ!?」
将悟は俺の首に噛みついていた。
そのまま、あろうことかキスマークを強く付けられる。
「違わないでしょ。
俺とのセックス飽きた?なら止めよっか。」
悪い笑みで問いかけられる。
ホントに、違うんだってば!!
「違う!! 飽きたとか、そーいうんじゃないんだってば、ホントに!!」
「だから、欲求不満って何だよ。
俺とシたいの、シたくないの、どっちだよ」
上から凄い威圧がかかる。
あれは・・・口から出任せで言ってしまった言葉。
・・・と言っても信じてもらえそうにない。
