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桜が咲くときに、君に愛の囁きを…

第3章 愛の囁き



「………好きなんだ……」


沙羅が止まった

心臓まで止まったか…?


沈黙を破ったのは桜の妖精沙羅だった


『私が…桜の妖精?!』


『私が初めて醍亮を見たとき、私には紳士に見えたわ…』


『私の羽を伸ばしてくれる…』




『私も……好き…』

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