
オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。
第1章 すれ違いと色違い。
「んで、緑間にも来てもらう。
ほうっとけねーんだろ?」
ボクを振り返って、少し微笑んでから彼はしょうがねぇなという風に言った。
「はい、ありがとうございます」
ボクも微笑んで、彼の横に並んだ。
もう一度携帯画面に向き合う。
To:緑間君(ohaasa-na
nodayo@basketmail.
co.jp)
件名:助けましょう。
今から、誠凛高校の近くの
マジバに来られますか?
話を聞いて、助けられることなら
ボクたちが助けましょう。
ほうっとけねーんだろ?」
ボクを振り返って、少し微笑んでから彼はしょうがねぇなという風に言った。
「はい、ありがとうございます」
ボクも微笑んで、彼の横に並んだ。
もう一度携帯画面に向き合う。
To:緑間君(ohaasa-na
nodayo@basketmail.
co.jp)
件名:助けましょう。
今から、誠凛高校の近くの
マジバに来られますか?
話を聞いて、助けられることなら
ボクたちが助けましょう。
